イプシロン珈琲の店主が「コーヒーの楽しさ」を発信しています

コーヒー豆のレビュー | 豆の味比べ ~ ナチュラル と ウォッシュド

コーヒー豆を知る

こんにちは!

イプシロン珈琲 店主の にわのわに です。

突然ですが、焙煎前のコーヒー豆はみんなおんなじではないのをご存じでしょうか。

実は、コーヒーの木から果実を収穫してから、生豆(焙煎前の豆)にするまでに

いろいろな精製方法があり、その作り方で味わいが大きく変わります。

今回、ご紹介する味比べは、「ナチュラル(製法)」「ウォッシュド(製法)」による味の違いです。

「ナチュラル製法」と「ウォッシュド製法」については、別の記事を書いたらご紹介しますが、

簡単に言うと、

ナチュラル製法は、果実のまま天日干ししてから種子(豆)を取り出す方法

ウォッシュド製法は、取り出した種子(豆)を洗ってぬめりをとってから天日干ししたもの。

だと思って頂ければいいかと思います。

本日ご紹介するのは、同じ産地の同じ農園の豆「エチオピア シダモG1 タデGG農園」 の精製方法による味わいの違いです。

エチオピア シダモG1(タデ農園)は、小粒ながら、素晴らしい酸味、香りを持ち合わせている上質の豆で、

焙煎度合いとしては、極浅煎り(ライトロースト~中煎り(ハイロースト)ぐらいが向いているように思います。

浅めの香り高く、酸味がお好きな方にはぴったりのコーヒー豆です!

エチオピア・シダモG1 ダテ農園 セット(ウォッシュド、ナチュラル各300g) | 自然豊かな自家焙煎珈琲店 イプシロン珈琲 epsilon coffee powered by BASE
≪エチオピアのスペシャリティコーヒーのお楽しみセットです>>≪商品≫・コーヒー豆 >> エチオピア・シダモG1 ダテ農園 >> ウォッシュド 300g >> ナチュラル  300g・焙煎度 >> 浅煎り / ミディアムロースト・内容量 >>...

この、香り高く、華やかな酸味、スッキリした飲み口が特徴のおいしいコーヒー エチオピア シダモG1(タデ農園)の

「ナチュラル精製」「ウォッシュド精製」

で、味わいの違いを比較してみようと思います。

一番初めの画像は、生豆の状態です。

ナチュラルの豆は、果実が表面に残っている状態で乾燥させているので、やや黄色く色づいていて、生豆でも香りがよくします(この段階ではいい匂いとは言えませんが、、、 一方、ウォッシュドの豆は、白っぽくて、生豆では匂いはそんなに強くないです。

ナチュラル精製は、果実の一部を一緒に乾燥させているので、黄色くなっています。

次に「ミディアムロースト~ハイロースト」で仕上げた二つの豆です。

ナチュラルは、豆の真ん中のチャフまで色づき、ウォッシュドは、真ん中のチャフが白いままです。

(ちなみに、チャフの色づき方は、どの豆でも精製方法で決まります)見た目はほとんど変わりませんね 汗

続いて、粉にしたものです。

画像の色味が違うようですが、これは写真を撮った店主の腕のなさ。。。

ほんとは、粉にしてもあまり見た目は変わりません。ウォッシュドの方がチャフが出る(さっきの白い部分)という違いだけです。

さて、これを淹れて飲んでみたのですが、(ドリップの条件 85度、むらし30秒、トータル2分半)

味わいは全く違います!

ナチュラルは、優しい酸味に香りがすごいたちます。舌触りも柔らかいです!

ウォッシュドは、酸味がはっきり明るいです!飲み口もスッキリです!

いずれもかなりおいしいです!好みでわかれるのかなと思います。

こんなにも違うものなんですね!

コーヒーって奥深くて楽しいですね。

ぜひ、お試しください!!と言いたいところなのですが、なかなか、ご家庭では豆がそろわないと思いますので、

セット商品もご用意しております。気になった方は、一度トライされてみても面白いかと思います。

イプシロン珈琲では、今回ご紹介した豆をセットでご紹介しています。

エチオピア・シダモG1 ダテ農園 セット(ウォッシュド、ナチュラル各300g) | 自然豊かな自家焙煎珈琲店 イプシロン珈琲 epsilon coffee powered by BASE
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