こんにちは!
イプシロン珈琲 店主の にわのわに です。
突然ですが、焙煎前のコーヒー豆はみんなおんなじではないのをご存じでしょうか。
実は、コーヒーの木から果実を収穫してから、生豆(焙煎前の豆)にするまでに
いろいろな精製方法があり、その作り方で味わいが大きく変わります。
今回、ご紹介する味比べは、「ナチュラル(製法)」と「ウォッシュド(製法)」による味の違いです。
「ナチュラル製法」と「ウォッシュド製法」については、別の記事を書いたらご紹介しますが、
簡単に言うと、
ナチュラル製法は、果実のまま天日干ししてから種子(豆)を取り出す方法
ウォッシュド製法は、取り出した種子(豆)を洗ってぬめりをとってから天日干ししたもの。
だと思って頂ければいいかと思います。
本日ご紹介するのは、同じ産地の同じ農園の豆「エチオピア シダモG1 タデGG農園」 の精製方法による味わいの違いです。
エチオピア シダモG1(タデ農園)は、小粒ながら、素晴らしい酸味、香りを持ち合わせている上質の豆で、
焙煎度合いとしては、極浅煎り(ライトロースト~中煎り(ハイロースト)ぐらいが向いているように思います。
浅めの香り高く、酸味がお好きな方にはぴったりのコーヒー豆です!
この、香り高く、華やかな酸味、スッキリした飲み口が特徴のおいしいコーヒー エチオピア シダモG1(タデ農園)の
「ナチュラル精製」と「ウォッシュド精製」
で、味わいの違いを比較してみようと思います。
一番初めの画像は、生豆の状態です。
ナチュラルの豆は、果実が表面に残っている状態で乾燥させているので、やや黄色く色づいていて、生豆でも香りがよくします(この段階ではいい匂いとは言えませんが、、、 一方、ウォッシュドの豆は、白っぽくて、生豆では匂いはそんなに強くないです。
ナチュラル精製は、果実の一部を一緒に乾燥させているので、黄色くなっています。
次に「ミディアムロースト~ハイロースト」で仕上げた二つの豆です。
ナチュラルは、豆の真ん中のチャフまで色づき、ウォッシュドは、真ん中のチャフが白いままです。
(ちなみに、チャフの色づき方は、どの豆でも精製方法で決まります)見た目はほとんど変わりませんね 汗
続いて、粉にしたものです。
画像の色味が違うようですが、これは写真を撮った店主の腕のなさ。。。
ほんとは、粉にしてもあまり見た目は変わりません。ウォッシュドの方がチャフが出る(さっきの白い部分)という違いだけです。
さて、これを淹れて飲んでみたのですが、(ドリップの条件 85度、むらし30秒、トータル2分半)
味わいは全く違います!
ナチュラルは、優しい酸味に香りがすごいたちます。舌触りも柔らかいです!
ウォッシュドは、酸味がはっきり明るいです!飲み口もスッキリです!
いずれもかなりおいしいです!好みでわかれるのかなと思います。
こんなにも違うものなんですね!
コーヒーって奥深くて楽しいですね。
ぜひ、お試しください!!と言いたいところなのですが、なかなか、ご家庭では豆がそろわないと思いますので、
セット商品もご用意しております。気になった方は、一度トライされてみても面白いかと思います。
イプシロン珈琲では、今回ご紹介した豆をセットでご紹介しています。
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