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(まずはここから) おいしいコーヒーの淹れ方とは

おいしいコーヒーの淹れ方
この記事を読んでわかること
にわちゃん
にわちゃん
にわちゃん
にわちゃん

そこが難しいんですけどね。。。

わにさん
わにさん

コーヒー豆からどういう風味を抽出して、どういう風味は抽出しないようにしようといったように、コントロールできることが大切なんです。

にわちゃん
にわちゃん

難しい。。。そんなことできるんですか?

わにさん
わにさん

それには、コーヒー抽出の仕組みを知る必要がありますよ

結局、それが一番の近道かなと思います。

おいしいコーヒーを淹れられるようになるには、以下の二つのことが必要があると思います。

  おいしいコーヒーを淹れるためには 

コーヒーがどのように抽出されるかを知ること

抽出する味のイメージでき、そのイメージ通りに淹れ方をコントロールして(粒度、温度、時間など)
淹れることができるようになること

にわちゃん
にわちゃん

なんか、すごく難しそう。。。

 

わにさん
わにさん

絶対やってはいけないことさえしなければ、

簡単にそれなりにおいしいコーヒーは淹れられますよ

ただ、その先は、難しいですね。

どこまでやっても学ぶことが多いなと思っています。

コーヒーがどのように抽出されるかを知る

わかること

 コーヒーのどのような味がどのような条件で抽出されるかがわかります

コーヒーの話をする前に、皆さんがイメージしやすい出汁についてお話します。

出汁をとるときに、昆布をずっと入れたままぐつぐつ沸騰させたらどうなりますか?

とても飲めたものじゃなくなりますね。

昆布の中にもおいしい成分とおいしくない成分が含まれていて、昆布から”おいしい部分”だけを取り出さないとおいしくなくなってしまいます。

そのために、一般的に沸騰直前にあげておいしくない成分が溶けださないようにしているんですね。

昆布のおいしい部分は低温で溶け出し、100度に近づくと、えぐみや磯の香りが強くでくるんです。

でも、なぜそうなるのかわかりませんよね!おばあちゃんがそう教えてくれたから!という具合です。

理由はちゃんとあります!

化学的に言うと

昆布のうま味成分であるグルタミン酸は、低温で効率よく抽出されます。
昆布に含まれるヨウ素などの成分は、沸騰すると溶け出し、えぐみや磯の香りが強くなります。
また、アルギン酸という成分が、沸騰させると溶け出し、だしが粘り気のある食感になります。

このように科学的に説明されるとすごくわかりやすくてどうすればいいのかよくわかりますね。

さて、前置きはこれくらいにして、コーヒーを淹れる場合のお話をしたいと思います。

ここでは、簡単に解説し、抽出の科学を別に解説したいと思います。

コーヒーを淹れるときに、抽出する味わいをコントロールする大きな要素は以下の5つになります

  おいしいコーヒーを淹れる要素 

1.豆を挽く細かさ

2.豆とお湯の割合

3.抽出温度

4.蒸らしの時間

5.抽出時間

それぞれのコントロールできる要素を解説していきます。

わにさん
わにさん

コーヒー抽出の大切な5つの要素にはそれぞれ役割があります。

それを組み合わせて「狙い通りのコーヒーを淹れる」ようにしていきます。

抽出の要素とその影響
  • 豆を挽く細かさ

    豆を挽く細かさは、「濃さ」「味の違い」「ドリップ速度」に影響を与えます。
    「粗い」と 薄く、味にグラデーションがつき、酸味が際立ち、スッキリします。ドリップ速度は速くなります。
    「細かい」と 濃く、味がすべて抽出されます。苦みやコクが抽出されやすくなります。ドリップ速度は遅くなります。

  • 豆とお湯の割合

    濃さに直結します。少ないと濃く、多いと薄くなります。平均的には豆:お湯=1:15が適切とされています。

  • 抽出温度

    溶け出す成分に違いがでてきます。80度~90度ぐらいの範囲で変化させます。
    温度が低いと、酸味成分が抽出され、苦み、コクが溶け出しにくくなり、スッキリしたコーヒーに仕上がります。温度が高いと、コク、苦みが増し、パンチのあるコーヒーに仕上がります。

  • 蒸らしの時間

    一般的に20秒~30秒程度になります。新鮮な豆はガスが多く出るので、長めにするといいです。短いとスッキリしたコーヒーに、長いと苦みとコクのあるコーヒーになります。
    また、長くしすぎると苦みと渋みが出てきてしまいます。

  • 5 
    抽出時間

    一般的に2~3分ぐらいで淹れることが多いです。
    短いと酸味成分が抽出され苦みが少なくスッキリした味わいになります。
    長いとコクと苦みが強くなり、長すぎると渋みも出てきます。

にわちゃん
にわちゃん

同じような役割がありますね!

わにさん
わにさん

甘味(香り)や酸味成分は、早く溶け出します。

苦み、コク、渋みなどは後から溶け出します。

温度が低いと、甘味(香り)や酸味成分が主に溶け出します。

温度が高いと、すべて溶け出し、苦み、コクが勝ってパンチのあるコーヒーになります。

これらの特徴をどう組み合わせてコントロールするのかが重要になります。

コーヒーを淹れるレシピ

これまで、コーヒーを淹れる方法をお伝えしましたが、実際にどういう風に淹れているのか、実例をご紹介します。

この豆は、花のような香りが立ち、優しい酸味が特徴的な豆になります。紅茶のような味わいのコーヒーを淹れることが
できるコーヒー豆です。

抽出条件

挽き目:中粗引き
豆:お湯=1:13
抽出温度:80℃
蒸らしの時間:20秒
抽出時間:1分30秒

粗く挽くことでグラデーションを与え、より酸味と香りを強調させます。
粗い分薄くなりがちなので、豆の割合を若干増やし濃さを加えます。
低めの温度で淹れることで、苦み、渋みが出ないようにしつつ、香り、酸味を抽出できるようにしています。
抽出時間を短くすることで、渋みがでないスッキリしたコーヒーに仕上げています。

エチオピア・シダモG1・ナチュラル ダテ農園 300g スペシャリティ・コーヒー | 自然豊かな自家焙煎珈琲店 イプシロン珈琲 epsilon coffee powered by BASE
≪一言でいうとどんなコーヒー?>>華やかでフルーティーな香り、爽やかな酸味、後味スッキリなコーヒーです。≪商品≫・コーヒー豆 >> エチオピア・シダモG1 ダテ農園・焙煎度 >> 浅煎り / ミディアムロースト・内容量 >> 300g ≪詳...

例)グアテマラ・イエローブルボン(中深煎り)

この豆は、甘味が強く、滑らかなミルキーな舌ざわり、深いコクとコーヒーらしい香りがよくでる豆になります。
ミルクとの相性もよいコーヒーを淹れることができるコーヒー豆です。

抽出条件

挽き目:中挽き
豆:お湯=1:15
抽出温度:85℃
蒸らしの時間:25秒
抽出時間:2分

中挽きで、グラデーションを与え甘味をだしつつも、しっかりコクと苦みも出るようにしています。味はしっかり抽出できるので、お湯の量は通常にします。抽出温度は85℃で苦みをほどほどにコクがしっかり出るようにしています。蒸らしは、すこし短くして渋みが出ないようにします。抽出時間は2分でコクと程よい苦み、甘味をバランスよく抽出します。

これらは、あくまでも例で、その時の豆の状態や焙煎度合いなどに合わせて、微調整しながら淹れていくことになります。
微調整は、先ほどの考え方を使って変えていくようにするとおいしいコーヒーが淹れられます。

グアテマラ アンティグア ドラド SHB イエローブルボン 300g | 自然豊かな自家焙煎珈琲店 イプシロン珈琲 epsilon coffee powered by BASE
≪一言でいうとどんなコーヒー?>>甘味がよく感じられ、とろみのある深いコクとコーヒーらしい香りが特徴的な逸品です。≪商品≫・コーヒー豆 >> グアテマラ アンティグア ドラド SHB イエローブルボン・焙煎度 >> 中深煎り(シティロースト...

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