イプシロン珈琲の店主が「コーヒーの楽しさ」を発信しています

☕️そのコーヒー、ちょっと苦すぎない?実は“温度”が原因かも。

Diary
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🔸はじめに:その一杯、本当に“ベスト”な味ですか?

朝の目覚めに、仕事の合間に、ちょっとひと息つきたいとき。

私たちの日常に欠かせない存在、それがコーヒーですよね。

最近は豆の種類や挽き方にこだわる人も増え、ドリッパーやミルを揃えて“おうちカフェ”を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

でも、そんな中で意外と見落とされがちなのが……

🔥 お湯の温度!

「え、沸騰してすぐ淹れるんじゃないの?」

「熱ければ熱いほど香りが引き立つんでしょ?」

そう思っていたあなた。

実は、ちょっともったいないことをしているかもしれません。

☠️熱すぎるお湯の“落とし穴”

実際、100℃に近いお湯で淹れるとどうなるかというと…

  • 豆の中のタンニンやカフェインなど、苦味・渋み成分が過剰に抽出されてしまう
  • 結果、本来感じられるはずの甘みや香りが飛んでしまう

沸騰したて(約100℃)のお湯をそのまま注いでしまうと、豆の中の苦味成分や雑味が過剰に抽出されてしまうのです。その結果、「なんだか苦い」「えぐみがある」「飲みにくい」といった、残念な味に…。

📝 注釈

コーヒーの味わいは「酸味・甘み・苦味・香り・コク」など複雑な要素のバランスで成り立っています。

高温はそのバランスを崩す原因になります。

✅ 結論:コーヒーは85℃前後がベスト!

多くのプロが推奨している最適なお湯の温度は…

🏆 85℃前後(±2℃程度)

この温度帯なら:

  • 豆の持つ繊細な甘みやフルーティーな酸味がしっかり感じられる
  • 雑味・えぐみはほとんど出ない
  • 香りも豊かでクリアな味わいに✨

🔧簡単!85℃を作る方法

▶方法①:沸騰後、1分30秒〜2分放置

沸騰したお湯をケトルに入れたまま1〜2分冷ますだけで、自然に85℃前後に下がります。

▶方法②:温度計付きケトルを使う

最近は温度設定可能な電気ケトルも充実しているので、温度管理がもっと簡単に!

💡おまけ:飲むときの温度にも注目!

飲み物としてのコーヒーも、60〜70℃くらいが最も風味を感じやすい温度帯。

淹れたてアツアツも良いですが、少し冷ました状態で飲むと、味の違いに驚くはずです。

📝まとめ

項目内容
NG温度95℃以上(雑味・苦味が出やすい)
ベスト温度85℃前後(±2℃)
目安沸騰後1〜2分冷ます、または温度調整機能付きケトル使用
飲むときの温度60〜70℃が香りを感じやすい

今日から“温度”にもこだわってみませんか?

コーヒーの味は、豆の種類や淹れ方だけではなく、お湯の温度で決まる

ほんの少しの気遣いが、あなたの一杯を格別なものに変えてくれます。

ぜひ、次のコーヒーから「温度」に注目してみてくださいね。

その一杯が、もっとやさしく、もっとおいしくなるはずです。

おいしさは温度から始まる

コーヒーの味は、豆の種類や挽き方、淹れ方などいろんな要素が関わっていますが、お湯の温度も非常に大切な要素の一つです。

ちょっとした工夫で、いつものコーヒーがぐっとおいしくなる。

次にコーヒーを淹れるときは、ぜひ「お湯の温度」にも気を配ってみてくださいね。

まとめ
沸騰したお湯(約100℃)はNG。苦味や雑味が出やすくなる。

コーヒーに最適なお湯の温度は85℃前後。

沸騰後、1〜2分冷ますだけでOK。

あなたのコーヒータイムが、もっと豊かでおいしい時間になりますように。

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